カフェレーサーヘルメットでカッコよく！その真相に迫ります！

写真でご覧いただいているのはカフェレーサーヘルメットです。このカフェレーサーヘルメットとはどのようなヘルメットなのでしょうか。このデザインはどのような目的で設定されているのでしょうか？このカフェレーサーヘルメットで街中をバイクにまたがって走るメリットなどについてもこの記事でご紹介したいと思います。

写真でご覧いただいているのはカフェレーサーヘルメットです。このカフェレーサーヘルメットとはどのようなヘルメットなのでしょうか。カフェレーサーヘルメットを考える前に、カフェレーサーとはどのようなものなのかを冒頭で考えておきたいと思います。

◇エースカフェ
1960年代にイギリスで唯一の24時間営業をしていたのがロンドンのカフェ、“エースカフェ”でした。そのお店にロッカーズと呼ばれる若者達が毎夜のように集まっていたようです。カフェレーサーヘルメットのカフェレーサーはそこに由来しています。

◇公道レース
彼らの特徴は改造したオートバイに乗っており、お店のジュークボックスにコインを入れて曲が始まると同時にレースをスタートさせて、その曲が終わるまでにそのカフェに戻ってくるという公道レースを行っていたことで知られていました。カフェレーサーヘルメットの起源はこのレースなのですね。

◇改造スタイルの一つ
改造されるベース車両といえばノートンやトライアンフそしてBSAなどのオートバイであったと考えられています。その当時は彼らロッカーズをカフェレーサーと呼んでいました。

◇改造スタイルの一つ
このカフェレーサーが世界中に広まっていき、現在の日本でもオートバイの改造スタイルの一つとして認知されるようになりました。そしてそこで利用されるのがカフェレーサーヘルメットなのです。

◇カフェレーサーの特徴
改造スタイルとしてのカフェレーサーの特徴についですが、快適性や利便性を切り捨てています。そして速度や旋回性能を追求したスタイルです。当時のグランプリロードレースの車両を模倣したものが一般的です。

◇シートは車体後方
つまり燃料タンクは細長く小さな物を用いており、シートは車体後方寄りに配置されていました。このシートは一人乗りの物が用いられ、シートの後方に丸い盛り上がりが付けられました。

◇空気抵抗が少ない車体
ハンドルバーには低く幅の狭い、セパレートハンドルやコンチネンタルハンドル採用されています。コンチネンタルハンドルは左右一体になっていますが1960年代その当時の標準的なオートバイに比べると低くなっています。そしてやや前方にグリップが配置される形でハンドルバーが装備されているのです。カフェレーサーヘルメットはこの車体に合わせて選ぶと良いのですね♪

◇伏せた姿勢でも下肢が楽
ライダーは上体を伏せて乗車することができる上、空気抵抗が少ないために車体をコントロールしやすい姿勢で乗車することができるのです。そして伏せた姿勢でも下肢が楽なように設計されています。これらはステップを後方に移動させたバックステップが付けられるケースや、1960年代のレース車両に用いられていたカウルに見られる特徴を備えているハーフカウル、フルカウルが取り付けられる場合もあるのです。

◇新たなデザインのモデル
この他にも、装飾的な部品や利便性のための装備などが撤去される場合が多いと言えます。
日本においては1970年代から1980年代にかけて流行しました。その際日本のオートバイメーカーがブームに応じる形で、それらに類するデザインのモデルを次々と発表したことが特徴です。カフェレーサーヘルメットもそれによって変わっていったのですね。

写真はカフェレーサーヘルメットの一例としてアライ製をご紹介します。

◇オシャレなルックス
このアライヘルメットの新モデルに山城コラボバージョンとして登場しました。
このカフェレーサーヘルメットのデザインはオシャレなルックスに仕上がっています。

◇仕上がりが上品
それで幅広い層に大人気のカフェレーサーヘルメットになりました。
このカフェレーサーヘルメットのカラーはブラックとホワイトの2種類があります。
カフェレーサーヘルメットのホワイトのリムはブラウンレザーを施すことで更に上品に仕上がっています。

いかがだったでしょうか？今回はカフェレーサーヘルメットを手短にご紹介しました。カフェレーサーヘルメットを知る前にそもそもカフェレーサーについて知っておけば、ヘルメット選びも意味のある一品を選ぶことができるでしょう。