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オフロードヘルメットが威力を発揮する時、得られるのは安全性だけ?

オフロードヘルメットは斬新なフォルムと驚くほどの軽さ、視界の広がりや周囲の音をもれなくキャッチしやすい点など、メリットには枚挙にいとまがありません。でも、意外とフルフェイスが必要な場面もあることが分かります。オフロードヘルメットっていつ使うの?ご紹介します!

オフロードヘルメットの い★ろ★は

オフロードヘルメットの斬新さ!

デザインの斬新さ鎧の兜に似ていますが、その真相は大きく異なります!重さや斬新さだけではありません、実は??????なところにもこの記事でフォーカスしたいと思います。

オフロードヘルメットの独特なこのフォルムって何のため??

転ぶことを前提に作られていのでこの形なんです。

意味あり!オフロードヘルメットのこの形

むき出しの顎を守るオフロードヘルメットのこの形状はは転ぶことが前提で作られていることが容易に想像できます。

歴代のオフロードレースのチャンピオンたちも開発に携わっていきますので、年々オフロードヘルメットのこの形も進化していることでしょう。
そもそも、この顎全体を守るこの形からして、どこを転倒時に守って欲しいかを無言のうちに物語っているように見えます。

風通し良好‐オフロードヘルメットのメリットとデメリット①

オフロードヘルメット内は通気性抜群

風が流れるのが分かります。だからこそのメリットがここにあるんです。

〇メリット①:聞こえる
前方からオフロードヘルメットの中にはまともに風が入ります。
ですから、風の音が入るということは、一緒に周囲の音が入ってくるということです。
これはつまり、他の車やバイクの存在に気が付きやすいということなんです。
これは重要です。

✖デメリット①:空気抵抗が激しい
もちろん改善されている商品もどんどん出ていますが、往々にしてバイザーがついているオフロードヘルメットに関しては、少しでも上を向くとバイザーが風を受け止めて首が上に向きそうになります。慣れれば問題ないようになるでしょうが、最初は怖い思いをされる方もおられるかもしれません。

視界良好‐オフロードヘルメットのメリットとデメリット②

オフロードヘルメットは視界が抜群に良い!

オフロードヘルメットはオフロード用のゴーグルを別個でつけるタイプと一体型になっている場合がありますが、はオフロード用のゴーグルを別個でつけるタイプならその視界のクリア加減に驚かれると思います。

〇メリット②:見える
オフロードヘルメットにオフロードゴーグルをつけるというと、ヘルメットはかぶっていますが、まるで外出中にサングラスをかけて歩いているのと似たような感覚になります。
つまり、ヘルメットの形ゆえに視界が妨げられることが少ないという事なんです。

✖デメリット②ゴーグルを別個に買う場合もある
特にインターネットで購入する際には注意が必要かもしれません。
意外に思われるかもしれませんが、オフロードヘルメットに装着するゴーグルの厚み(クッション)が厚いか薄いかで安全性や雨天の際の雨風のオフロードヘルメットへの入り具合が変わってくるのです。厚みが薄いのは要注意です。

軽い‐オフロードヘルメットのメリットとデメリット③

とにかく軽い!!オフロードヘルメットを持ち上げた瞬間の感動

「オフロードヘルメットがここまで軽いとは思わなかった」こういうコメントをされる方も少なくないと思います。だって軽いんですもの。でもそこにメリットデメリットあるはずです。つまり、、、、。

〇メリット②:軽い
オフロードヘルメットの重量:870グラム(一例としてカーボン ヘルメットなら800グラム代を可能)
フルフェイスヘルメットの重量:1.5㎏(主るにもよりますが、一流メーカーをもってしてもこの重さが平均)

✖デメリット③:軽さ=密閉性のなさ=ぶつけるとはずれそう??
フルフェイスに比べると顔と接地する面積がより少なく、また固定感が多少なりとも乏しくなるために容易に頭がオフロードヘルメット内で動く場合もあります。いずれにしても、自分にあった大きさと顎ヒモの調節は必須と言えるでしょう。

オフロードヘルメットの種類

スタンダートタイプ

オフロードヘルメットとオフロードゴーグルが別個になったタイプです。
写真は全米シェアナンバー1をキープし続けるHJCから軽さと抜群のコストパフォーマンスを実現したスタンダードモデル(CL-MXスラスト)です。

シールド付きタイプ

防風性そして、静粛性の高さ、ツーリング時の快適性を大きく高めているモデルです。

パーツに分けたらオフロードヘルメットってどうなってるの?

5パーツに分けて、シールド付きタイプを簡単にご紹介します。

オフロードヘルメットの正面

風通しができる箇所は2か所あります。
写真では口元とバイザーの下です。
写真ではシャッターのように手動で上げ下げできるシステムです。

オフロードヘルメットの後ろ

空気の流れを作る箇所(風通しがある部分)は6カ所です。時速40㎞程度で走ればオフロードヘルメット内に風が入ってくるのがわかるでしょう。

オフロードヘルメットの横からバイザーを挙げて

ご欄の通り、シールドは完全に視界は消えていません。ですからこの部分が解決するなら視界の確保もより良くなることが分かります。

オフロードヘルメットの上から

かなり立体的な形をしている。あらゆる風の流れを考えて作られていることがうかがえる。このタイプで重量が.1.8kgと割と重い部類だが、かぶった際の装着感からは重さはそれほど感じられないようです。

オフロードヘルメットのまとめ

オフロードヘルメットを選ぶとき

ご自分の乗り方をじっくり考えていただければ選べるはずです。

オフロードヘルメットは街乗りから遠乗りまでと言いたいところですが、かなりの長距離の高速ツーリングを予定している場合には、フルフェイスタイプを選ぶほうが良い印象があります。風通しや視界の良さ、音の聞こえやすさがメリットに感じるのはむしろ街乗りではないかと思います。
ですから結論はこう言えるかもしれません。

キビキビした動き=オフロードヘルメット
ゆったり長時間=フルフェイスヘルメット

良いヘルメット選びの参考にできるかもしれません。あなたはどちらですか?

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