2015/10/31
ヒロメリー
スズキ・ハヤブサは、フロントマスクはダイナミックなフォルムを演出し、縦型2灯式ヘッドライトを採用したいます。スズキ・ハヤブサは、ダイナミックなテールカウルが日本伝統の鎧兜を思わせる流線型を基調しヤウインカーをビルトイン、又、テールランプはLEDです。
最大の特徴はなんといっても最高速度であり、それまで量産市販車最速だったホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバードの持つ最高速度約300km/h[注釈 1]を大幅に超える312km/hの性能を発揮し、20世紀最速の市販バイクとなった。発売時には二輪マスコミ各社が特集を組み、それまでの最速マシンであったホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバードやカワサキ・ZZR1100との比較テストを行ったが、いずれもハヤブサ以外の既存の最速マシン達は300km/hの大台には全く届かず、ハヤブサの圧倒的な勝利であった。
スズキ・ハヤブサの速さは、世界でのトップクラスです。その速さでも、スズキ・ハヤブサの取り扱いは以外と扱い易いスズキ・ハヤブサです。
スズキ・ハヤブサは、曲がらない?
スズキ・ハヤブサは、一部のユーザーで言われていますが、そんな事はありません。しっかりと曲がる方向に荷重移動すれば素直に曲がります。バイクの本来の乗り方体重移動をしっかりと出来ればスズキ・ハヤブサは、すんなりと曲がります。
最高速度300km/h。これを実現する為には単純にエンジンのパワーだけでは不可能です。当然ながら優れた足回りやボディの剛性が必要になります。高速道路で100km/h巡航してみると、本当に時速100km/hも出ているのか?と驚くほど車体が安定しています。
時速300km/hに耐えることが出来るボディと足回りですから当然と言えば、当然ですが、100km/h巡航でも安定して走行することが出来るため、ポジションに慣れてしまえば長距離を走るツアラーとしても活躍できる能力を秘めています。
スズキ・ハヤブサは、大型バイク特有の扱いにくさがありません。素直に扱えるので大型バイクとは思えない扱い易さのポテンシャルを持っています。
通勤で使ってみると、信号が多い区間でストップ&ゴーを繰り返していても、足つきがよい為、ストレスに感じませんし、低速で曲がる交差点などでも素直にハンドルが切れる為、意外にも通勤時にほとんど負担に感じることはありませんでした。
大型バイクでありながら、足つきもよく、通勤でのストップ・ゴーの繰り返しもよくできています。
1速で120キロまで加速できる性能がありますが、早めにシフトアップしていけば、シビアなアクセルのコントロールは必要ありません。街中でも最もシャープなスロットルレスポンスと、全てのスロットル開度で最大のエンジン出力を得ることが出来るAモードで走行することは可能です。
スズキ・ハヤブサは、Aモードでの高速走行できる馬力のあるモードがあります。
Aモードでラフにアクセルを開けると、リアタイヤがエンジンから出力される力に耐えられずにスライドしてしまいますが、CモードにするとスロットルレスポンスがAモードに比べてマイルドで出力も抑えられている為にラフなアクセルの開け方をしてもスライドするようなことはありませんでした。
スズキ・ハヤブサのCモードでは、ラフな走りに耐えるスズキ・ハヤブサです。Bモードは普通に乗りこなすモードで乗り易く扱いやすいモードです。
ユーザーに愛され続ける車両はマイナーチェンジやモデルチェンジを繰り返し、熟成されより洗練されたモデルへと成長していきます。平たく言ってしまえば人気のある車両は進化を止めないのです。
隼もデビューからもう15年が立ちますが、規制の関係で国内販売が出来なくなった期間が長かったとはいえ、海外向けには生産が続けられ、日本国内にも逆輸入という形で販売され続けてきました。
大きく重い隼は私の愛車であるハーレーのXL1200Rと同じぐらいの重さがありますが、走り出してしまえば、ハーレーとは比べ物にならないほど扱いやすく、街中でも安心して走行することが出来ます。
スズキ・ハヤブサは、運転する楽しみを感じさせてくれるという点です。車体を寝かせながらコーナーを曲がっていくというのはバイクを運転する楽しみの一つです。「意図的に曲げなければ曲がらない」という点です。
スズキ・ハヤブサのフロント
ダイナミックなフォルムを演出しているフロントマスクは、左右のラムエアインテーク外側に配置されたフロントウインカーと縦型2灯式ヘッドライトがスズキ・ハヤブサである事を主張しています。
スズキ・ハヤブサのテールセクション
スズキ・ハヤブサは、日本伝統の鎧兜を思わせる流線型を基調としたハヤブサのデザインにインスピレーションを与え、ダイナミックなテールカウルにリヤウインカーをビルトイン、又、テールランプにはLEDを使っています。
スズキ・ハヤブサエアロダイナミックフォルム
スズキ・ハヤブサは、マシン一体の「ワンピース」コンセプトによって風の流れを巧みにかわす独特の有機的なエアロフォルムは、通常のライディングポジションから上体を伏せた姿勢まで、高い整流効果を発揮します。
スズキ・ハヤブサ走りのパフォーマンス
スズキ・ハヤブサは、フリクションの低減を追求し、最高出力だけでなく、そこに至るまでの中低速でのトルクを稼ぎ、乗りやすい特性を実現しています。最高出力145kW(197PS)、最大トルク155N・m(15.8kgf・m)を発揮します。
スズキ・ハヤブサのクラッチ
スズキ・ハヤブサのクラッチには、エンジンブレーキによる後輪のスリップを抑制するバックトルクリミッターを採用したいます。
スズキ・ハヤブサのシリンダー
スズキ・ハヤブサのシリンダーは、高い放熱性、優れた耐熱性を誇るSCEM(Suzuki Composite Electrochemical Material)高速メッキ処理を施しています。
スズキ・ハヤブサのフューエルインジェクション
スズキ・ハヤブサは、各スロットルボディバレル内に2個のバタフライバルブを備えています。エンジン回転数、ギヤポジション、メインスロットルバルブ開度に基づき、ECMが最適な開度を計算、モーター駆動で制御されます。12ホールインジェクターをツインで装備し、より細かな霧化により、燃焼効率の向上と低燃費化し、バイパス通路のエア流入量を、冷却水温を基にECMが演算し、自動で制御する為、寒冷時のスムーズな始動や、様々な状況下において安定したアイドリングを実現しています。
スズキ・ハヤブサ解説動画
スズキ・ハヤブサの魅力を存分にお楽しみください。
スズキ・ハヤブサは1300CCの大型バイクですが、扱い易く、乗り易いバイクです。スポーツ走行にも、ツーリングにも適した大型バイクです。ご購入を検討している方のご参考になれば幸いです。
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