2016/01/29
showta14
スクータータイプ以外のバイクに乗っていたら絶対に訪れる壁があります。それはバイクの押しがけ!!その突然訪れるバイクの押しがけに備えて自分のバイクを押しがけ出来るようになっておきましょう!この記事はそんなバイクの押しがけが出来るようになる教科書だと思って下さい!
バイク乗りでしたらバイクの押しがけくらいはやったことありますよね?私も初めてのバイクの押しがけには緊張したものです!『コカしたらどうしよう』とか『エンジン大丈夫かな?』とか『壊れたらどうしよう』なんて不安を抱えながらバイクの押しがけに挑戦したことを思い出します。でも何てことはないです!バイクの押しがけは勢いでした(笑)
誰にだって初めてのことはある!
ここでいう【勢い】とは『いくぜー!!』というバイクを押しがけしてやろうという気持ちです!この勢いがなければバイクが安定しないし『どうしよう、どうしよう』と思いながらやっていると大事なバイクを倒してしまう結果へとつながるでしょう!なので、バイクの押しがけをするなら心の勢いとバイクを押す勢いが必要です。
ですが多少の運動神経はいるかもしれません。
自転車を片方の足でケンケンして押しながら自転車に乗れない人は止めておいた方が良いかも 汗
キルスイッチの確認。
バイクの押しがけをする前には必ずキルスイッチが入っていないかを確認してバイクを押しがけするようにして下さい。キルスイッチがオンになっていると、一生バイクのエンジンはかかりません(笑)
なので、バイクが動かなくなった時にはまず、押しがけをする前にキルスイッチがオンになっていたり、少しでも浮いていないかを確認してからバイクの押しがけをしましょう!何を隠そう私は若干キルスイッチが2ミリくらい浮いているのに気が付かず押しがけをしていた経験があります(笑)2ミリ程度押した状態になっていてもエンジンがかからない場合もあります!これは気が付きにくい!!
それではまず、バイクの押しがけの手順を知ってから押しがけに挑戦しましょう!何も分からずにバイクを押しても意味がないですからね・・・。一先ず押しがけする操作の順番を説明して行きます。
まずはバイクのギアをセカンドに入れ、クラッチレバーを握ります。
あまり力まなくても良いですからね?リラックスしましょう!
そしてバイクのキーをちゃんとオンにしておくのを忘れずに!!!
クラッチを握ったままバイクを押し、ある程度の勢いとスピードが出るまでバイクを押し走ります!
重いし疲れるけど頑張って押してください。
怖いかもですが、バイクの勢いがついたらクラッチを放します!
するとエンジンがボボボボと反応しますので、素早くまたクラッチを握りアクセルを少し煽ります。
この時に素早くバイクにまたがって操作をする人もいますが、特にバイクにまたがらなくても問題ありません。
一先ず簡単ですが、これが手順です・・・というかこれです(笑)
皆に押してもらう。
これは安全ですね!何せ自分はバイクにまたがり、皆を馬車馬のようにバイクを押させるだけですからね!『オラに力を分けてくれ!』と友達に言ってバイクを押してもらいましょう!複数の人数が居ればバイクの転倒を防げるでしょう!
勢いがついてきたら先ほど説明した通りの順番でバイクを操作して下さい。
坂道を利用する。
坂道でしたらバイクを押す必要もなく、重力に任せて勝手にバイクが走ってくれるので楽ちんです!
バイクの勢いがついてきたら説明した通りの手順でバイクを操作しましょう。
しかし!注意しないといけないのは、エンジンがかからなかった場合には重たいバイクを押して坂道を戻らないといけないという地獄が待っています(笑)
『行きはよいよい帰りは恐い』というやつです!
手順で説明した通りのやり方ですが、押してもらっていたり坂道とはまた違うので、手順とやり方を写真付きでご説明いたします。
独りでの押しがけ①
初めてのトライだと緊張してしまうと思いますが、頑張りましょう!
これさえ乗り越えれば無事に押しがけ上級者だ!!
まず最初にライダーは、バイクに跨り、メインキーをONにし、普段のエンジンスタート時と同じようにエンジンが冷えている時は、チョークを使用する。なお、ギアは、必ずセカンドかサードギヤに入れておきます。
普通はセカンドギアで行いますが、勢いがつかないと車種によっては、セカンドギアではクラッチミートの際に後輪がロックしてしまう場合もありますので、その際はサードギアで試してみてください。
独りでの押しがけ②
独りでバイクを押す場合にはある程度のスピードがのるまでに距離が必要となってきますので、なるべく広い場所を選んで、交通の妨げになったり人の邪魔にならないように気を使いましょう!
クラッチを握ったまま押し始めます。力のある人なら10歩も押さなくても勢いがつきますが、少なくとも飛び乗ると若干速度が落ちるので、駆け足程度の速度までは頑張って押します。
独りでの押しがけ③
バイクを押すスピードがのってこないとバイクにまたがった際にせっかく押したスピードが落ちてしまい、またバイクを押す羽目になるので、しっかりとバイクを押して加速させましょう!
駆け足程度の速度に達したら、ロットルを少しだけ開き、バイクに飛び乗る。その際にお尻がシートに着いたと同時にクラッチをスパッとつなぐ(クラッチレバーを離す)。
もし飛び乗ることが出来ない場合は、いったん左サイドのステップに左足を乗せ、飛び乗り両足がステップについたら、すぐさまシートに尻餅を付くような感じで勢いよく腰を下ろし、お尻がシートに着いたと同時にクラッチをスパッとつなぐ(クラッチレバーを離す)。
この段階で、エンジンがかからない場合は、勢いが足りなかったので、再度最初からやり直すが、先ほどよりバイクに勢いがつくまではクラッチをミートしない(飛び乗らない)こと。
独りでの押しがけ④
エンジンを始動させられればもうこっちのものです!
しかし油断せずにしっかりとエンジンのアイドリングを安定させましょう!!
エンジンがかかりだしたら、すぐにアクセルを開け、クラッチを切る。なお、エンジンがかかり、クラッチを握った時点からラ空ぶかしをしてエンジンが安定して回るような回転を維持することが大切。
そして、空ぶかしをしながら、バイクを停めギアをニュートラルにして、軽くアクセルを開けながら暖機運転をする。
上記では画像と文章でバイクの押しがけを説明してきましたが、次には分かりやすく動画で説明してみたいと思います。細かい動作は先ほどご説明した通りなので、後はどうバイクを押したり乗ったりしているのかを参考にしてみましょう!
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バイク押しがけ
如何でしたか?まだバイクの押しがけに挑戦したことのない人に記事を書いていきましたがお役に立てそうでしょうか?誰でも最初は上手に押しがけ出来ないものです!何事も挑戦ですので、もし、時間がある時にでも自分のバイクでバイクの押しがけに挑戦してみて下さい!!それでは皆さん、楽しいバイクライフを!!
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