YAMAHAのフラグシップモデル VMAXの燃費に関する情報のまとめ!
2015/11/19
suponnjibobu
YAMAHAの大型バイクの代名詞、VMAX。1200ccでありながら、他メーカーの大型リッターバイクに劣る事のないパワー。これだけのパワーが出せるには何か秘密があるに違いない。そして、各業界は燃費を重視して車やバイクを発売!VMAXの燃費はいかがなものか!
「人にとってその物が何であるか」。VMAXの開発とは、まるで禅問答のような問いかけの連続でした。性能を競うものでもなく、限定された用途や利便性を追求したものでもない。ひとつだけ、このモーターサイクルを創り出した私たちが申し上げられることは、「人生を豊かにするものであれ」ということです。VMAXはヤマハの至宝であり財産。
ヤマハのモノ創りの精神である人機官能の象徴です。走る、見る、触れる。そのすべての瞬間にまだ出会ったことのない感動をお届けしたい。VMAX、その細部にヤマハが宿る。
YAMAHAのHPに掲載されていましたが、かなり奥が深い説明になっていますね。VMAXをいろんな角度から、性能、燃費全ての部分から秘密を探してみましょう!
初代VMAX
1985年に発売された1200ccクラスの第1世代VMAXと、2008年に発売された1700ccクラスの第2世代VMAXの二つのモデルがある。
まずは初代VMAXについて見ていこう!もちろん重要な燃費についても調べてみました。
初代VMAX
VMAXは1985年、海外市場向けに製造が開始された。日本国内仕様は1990年に発売された。車体形状はネイキッドとクルーザーの中間的、別名「ドラッガー」(ドラッグレーサースタイル)といわれる。搭載しているエンジンは4ストローク水冷V型4気筒エンジン。バンク角は70°で排気量は1197cc。当時としては強力なトルクを誇り、ゼロヨンでのラップタイムは10秒台を記録した。燃料タンクはシート下に存在し、エアインテークも実はダミーだったりするという奇抜なデザインも話題となった。VMAXのキャブレターにはVブーストシステムという特殊なシステムが搭載されていた。エンジン回転数が6000rpmを超えると、インテークマニホールド部分のバルブが開き、8500rpmで全開となる。すると、高回転域では2つのキャブレターを連結して大量の混合気をエンジンに送り込めるようになる。日本国内仕様は馬力規制(当時は100馬力を超えるバイクは製造できなかった。ただし輸入車には規制はなかった)があったため、このシステムは搭載されなかった。
初代VMAXは2007年頃まで製造が続けられた。
排気量 1197cc
ストローク数 4ストローク
エンジン型式&気筒数 V型4気筒
吸排気弁機構 DOHC4バルブ
バンク角 70°
冷却方式 水冷
最大出力 134.9PS/7500rpm(海外仕様)
最大トルク 12kgmf/7500rpm
トランスミッション 常時噛合式5速MT
ブレーキ 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式ディスク
燃料タンク容量 15リットル
全長/全幅/全高 2300mm/795mm/1160mm
シート高 765mm
重量 254kg
タイヤサイズ 前:110/90-18 61V 後:150/90-15 74V
重量が254kg。一度倒してしまうと起こすのに一苦労。ここには載っていなかった燃費についてもまとめてみた。
燃料タンクは15L。
VMAX初代VMAXの燃料タンクはシート下。よって、タンクは必然的に小さくなってしまい大型バイクの中ではかなり少ない15Lタンク。そして燃費は12〜13km/L。本当に燃費が12km/Lだったとしたら走行距離は約180kmしか走れない。頻繁にガソリンスタンドにお世話になることがわかる。燃費が12km/Lほどならばせめて20Lタンクは積んで欲しい。このクラスのバイクはロングツーリングが主なのでやはり燃費は重要になってくる。町中で乗れば一桁台の燃費は当たり前だ。
初代VMAXと2代目VMAXの違い
2代目VMAXは2009年に発売。外見もがらっと変わりました。排気量も1200ccから1700ccへ。試乗した人は「ワープするような加速感」という位速いのです。燃費も変わっているのか・・・では、どう変わったのか細かく見てみましょう。
排気量 1679cc
ストローク数 4ストローク
エンジン型式&気筒数 V型4気筒
吸排気弁機構 DOHC4バルブ
バンク角 65°
冷却方式 水冷
最大出力 200PS/9000rpm(海外仕様)
151PS/7500rpm(日本仕様)
最大トルク 17kgmf/6500rpm(海外仕様)
15.1kgmf/6000rpm(日本仕様)
トランスミッション 常時噛合式5速MT
ブレーキ 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式ディスク
ABS標準搭載
燃料タンク容量 15リットル(ハイオク指定)
全長/全幅/全高 2395mm/820mm/1190mm
シート高 775mm
重量 311kg
タイヤサイズ 前:120/70R18M/C 59V 後:200/50R18M/C 76V
見てすぐ思うのは重量が増えている。300kgの鉄の固まりが公道を走り抜けていく姿は圧巻だ。
重量が増えても燃費は・・・
重量が初代VMAXよりも増えていますが、実は燃費は初代VMAXと変わっていない!ガソリンタンクもシート下の15Lタンクは変わらず、燃費の部分では何も変わっていない。しかし、燃費はストップ&ゴーが少ないと伸びる。ロングツーリングが主な人は燃費が良くなり、逆に通勤や町中走行が多い人は燃費が落ちる。下手したら一桁台の燃費が出てしまうだろう。燃費を気にする人には向かないバイクだ。
VMAXはどこまでカスタムできるのか?
VMAXはどこまでカスタムできるのか。このクラスになるとパーツもそこまで多くないはず。もちろん、マフラーを交換すれば燃費が落ちるのは確実だ。どんなにロングツーリングしてももしかすると燃費は一桁しか出なくなるかもしれない。
こんなタイヤは売っているのか・・・
ただでさえタイヤが太いVMAX。完全町乗りできなさそう。何度も言う通りカスタムすればするほど燃費は落ちるだろう。VMAXをカスタムする人達はお金持ちだと勝手に思っているので燃費なんでものは気にしていないだろう。普通の人は燃費重視!
初代VMAXにはOVERレーシングのマフラー
初代VMAXに良く見かけるOVERレーシングのマフラー。燃費はもちろん気になるが一番に気になるのは音!1200ccのマフラーなのでそこそこ良い音がするだろう。
こんな未来型VMAXに期待!
2代目VMAXに似ているが、少し違う。少し未来のVMAXの形のような・・・これで燃費も20km/LオーバーのVMAXができればもっと良いだろう。大型バイク乗りにとって安定性は一番重要!でもこのご時世、燃費がついてこないとどうしてもオーナーは減って行くのかもしれない。車もハイブリッドの時代。バイクのハイブリッドは音もしないし面白くないが、燃費を考えたら最高かもしれない。
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