あらゆる年齢に大人気のリトルカブのマフラーを徹底解剖してみよう!
若い人から年配の人にいたるまで幅広い人気を誇るHONDAのリトルカブは、長年の歴史の中で走りと実用性を向上させて来ました。今回はリトルカブの走りを支える純正マフラーの魅力、さらにマフラーのカスタムの面白さを徹底追及します。
ホンダ リトルカブ
ホンダ・リトルカブ 発売のコンセプト
1997年8月8日に発売されたましたが、カブをおしゃれに乗りたいという若者や女性、ならびに年配の扱いやすさを求めて、それまでのスーパーカブシリーズの魅力を継承を図る開発が行われました。
車体のパッケージングはホイール径を17インチから14インチに変更するとともに、シートの高さを30mm下げることで乗り降りのしやすさを実現しました。
さらにホイール径の縮小で全長も短くなり、車体がよりコンパクトになったため、小回りの効きと扱いやすさの向上が実現されました。
ホンダ・リトルカブの魅力
ホンダ リトルカブ 2007年モデル
リトルカブの人気はそれまでのスーパーカブの人気を引き継ぐだけでなく、開発コンセプトに適合して、若者や女性にもユーザー層を広めることになり、それまでのカブの人気に拍車をかけました。
特に若者や女性に人気が高まった理由の一つは購入後のカスタムや改造、メンテナンスがしやすいという点があります。
外観のカスタムで人気があるのは、マフラー交換でドレスアップや自分らしさを追求をするカスタムのようです。リトルカブの純正マフラーは、メッキのピカピカマフラーで他の車種に比べると大きいため目立ちますが、そこに一工夫加えて自分らしさを演出しているようです。
リトルカブの魅力の一つであるカスタム、その醍醐味を存分に発揮できるマフラーの魅力を紹介します!
ホンダ リトルカブ 純正マフラー
リトルカブのマフラーの特徴はそれまでのスーパーカブシリーズでも継承されてきた、大型ストーレートマフラー、カラーリングは光沢のある銀メッキのみというシンプルさにあります。
他の車種に比べると車体やエンジンパーツの割に大きく感じるのはいたずらに曲線美を求めず、ストーレートの配管とマフラーデザインを採用していることにあります。
ストレートマフラーであるゆえに配管がシンプルで、交換やメンテナンスがしやすく、カスタムが容易になっていると言われています。
リトルカブの場合、マフラーのカスタムを考える時にはスーパーカブシリーズのマフラーを流用できなと考える人が多いようですが、これは正解です。実際にカスタムに成功している人のマフラーのインターネット販売のサイトでは以下のようなコメントがよく見られます。
リトルカブに装着しました。
ステーは別途購入が必要ですが、ホームセンターで700円ぐらいの汎用ステーで問題ありませんでした(柔らかすぎるものを買うと、走行中にマフラーが動くので、固いものをチョイスした方がいいですね)
メンテナンスしやすそうなリトルカブのマフラーですが、実際にどんな風にメンテナンスをしているのでしょうか?マフラーのメンテナンスの秘密を紹介します!
マフラー メンテナンス 第1弾 サビ取り
リトルカブ マフラー メンテナンス(錆取り) 錆取り前
リトルカブ マフラー メンテナンス(錆取り) 錆取り後
リトルカブのマフラーメンテナンスの第1弾は「サビ」取りです。
上の写真でも分かるようにマフラーの表面はピカピカでも、下側はサビサビということがよくあります。そこでマフラーのメンテナンスの第一弾はサビ取りをします。サビ取りはワイヤーブラシ、耐水ペーパー、サンダーなどを使用します。深く削り過ぎないように注意しましょう。
マフラー メンテナンス 第2弾 腐食補修
リトルカブのマフラー 根元の腐食補修
リトルカブのマフラーメンテナンスの第2弾はマフラーの腐食補修です。
写真のようにマフラーのエンジンに取り付けられている部分が腐食していることがよくあります。のぞいてさわってみると「ボロボロ」と表面が崩れてくるときがあります。そんな時は腐食を疑いましょう。放置すると穴が開いて、爆音を響かせながら走行することになってしまいます。
補修は耐熱パテを使ったり、浅い腐食であれば表面を削り耐熱塗料でペイントします。
こんなものがマフラーのメンテナンスに使えます
サビ取り ピカールケアー
マフラーのサビ取り必需品 ワイヤーブラシ
マフラーのサビ取り作業のスピードアップは「サンダー」を使います
リトルカブのマフラー腐食に「耐熱パテ」
一度は試してみたい、リトルカブのマフラー交換ですが、勇気がいる!と言われる方も多いと思いますが。マフラー交換の面白さと注意点を見てみましょう。
ホンダ リトルカブ マフラー交換済み
ホンダ リトルカブ マフラー改造 (自作サイレンサー)
マフラー交換のメリット
マフラー交換のメリットで真っ先に思いつくのが、デザインや外観の変化を楽しむというファッション性の向上です。
実用面でのメリットであげられるのが、さびにくいステンレスマフラーへの交換、さらに排気効率の向上という面があります。
マフラー交換のデメリット
マフラー交換のデメリットは何?
マフラー交換のデメリットは、きちんと適合するリトルカブ用のマフラーへ交換しないと走行性能、燃費性能、エンジン性能が落ちるという可能性があります。リトルカブは純正マフラーによる燃費が非常に良いため交換前によく調べておくと良いでしょう。
また、作業工具もきちんとしたものを使用する必要があり、事前に他の人の作業を見て学ぶと良いようです。
リトルカブのマフラー 断面
リトルカブのマフラーを輪切りにすると内部が複数層になっていることが分かります。この層の中を通過しながらエンジン内での排気圧力を下げて消音作用が機能するようになっています。
リトルカブのマフラー交換の上級者向けは一度はやってみたい「カスタムマフラー」に交換することでしょう。カスタムマフラーはどうやるの?大丈夫?という声にお応えします。
リトルカブ ステンレスショートマフラー
全長:850mm
エキパイ:25Φ
サイレンサー:75Ф/筒長280mm
出口内径:50Ф/長さ55mm
リトルカブ スーパートラップマフラー
排圧によるコントロールで、低速から高速までスムーズな走行を実現。
音量は、付属のディスクの枚数を変える事ことによりお好みの音量に設定可能(ディスク8枚付属)排気による、焼け、汚れを防止するEXシールド標準装備しています。
リトルカブ カスタムマフラー サウンド体感
ホンダ リトルカブ・スペシャル
大人気のホンダ リトルカブですが、マフラーの改造やメンテナンスでより楽しく、自分らしく演出してみましょう。
女性の方も自分でマフラーメンテナンスや改造をしている人も多いようですから、どんどん挑戦してみましょう。リトルカブならではのカスタムマフラーもたくさんありますのでインターネットで調べてみると良いでしょう。
中にはインターネットでカスタムマフラーの写真をみてマフラー交換したくなった!という人もたくさんおられます。
あなたもその一人になれます!