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オートバイのジャケットは命を守る大切な物なので解説します!

原付やビックスクーターで良く薄着で乗っている人を見かけませんか?オートバイ専用ジャケットはおろか下手すると半袖半ズボンにサンダルなんて人も居ます。あれ、実はすごく危ないんです。何故危ないのか、何故オートバイ専用のジャケットが必要なのか解説していこうと思います。

オートバイに乗る時の格好

中型免許以上のオートバイの免許を持っている人なら知っている事ですが、教習所では長袖長ズボン、規定にあった靴にグローブが無いと教習を受けさせて貰えません。
ヘルメット一つじゃ駄目なんですね。
更に肘と膝にプロテクターを付けます。
何故オートバイに乗る時はそんなに重装備で乗るかと言う事を説明します。

ヘルメット

グローブ

ブーツ

ウェア

この画像が教習所で教習を受けられる格好のまとめです。

露出してバイクに乗っている状態

こんな格好は言語道断と言う訳ですね。

オートバイは走っている時が一番安定します

オートバイは走っている時が一番安定した状態です。
スピードを下げると安定感も下がりフラフラとしやすくなります。
高速道路の様にずっと走り続けられていれば良いですが、公道では止まる事もある為減速します。
その時はバランスが悪い状態になっているのです。
そんな時に操作ミスがあれば転けてしまう事もあります。

オートバイは体が剥き出しです…つまり

自分のミスで転んでも、車の不注意で事故に巻き込まれても、怪我をして痛いのは自分と言う事になります。
車の方は少しへこんでるだけなのに自分のオートバイは自走出来ない状態になったりと、危険が付きものです。

キアヌリーブスの愛機

事故はどんなに気を付けていても起きうるもの

車と言うのは案外オートバイの事を気にしていません。
目視すれば確認出来るのに、目視を怠って、オートバイにとっては危険な走行をしてくる車も沢山居ます。
俳優の萩原流行さんがオートバイで事故死したのは記憶に新しいのではないでしょうか?
あの事故は警察車両の不注意で起きたと言われています。

そんな状況で自分をどう守れば良いでしょうか?

オートバイ専用ジャケット

バイク用品店に行くとその季節に合ったオートバイ専用ジャケットが売っています。
冬は風を通さない暖かい素材のオートバイ専用ジャケット。
春・秋はある程度薄手だけど風を通さないオートバイ専用ジャケット。
夏はメッシュジャケットと言って名前の通りメッシュ素材で風を通すオートバイ専用ジャケット。
季節関わらずオートバイ専用ジャケットが存在します。

オートバイ専用ジャケットは自分を守る上でとても大切な物です!

オートバイ専用ジャケットの選び方

まずはジャケットを触ってみましょう。
ゴツゴツした固い物があるのが分かると思います。
これがオートバイ専用ジャケットの大切な部分、プロテクターです。

プロテクターとは、オートバイで転んだ時や事故に巻き込まれた時に地面に強打しやすい部分を固い物で守ってくれる物です。

オートバイ専用ジャケットのプロテクターの欠かせない部分を紹介します。
肘、肩、胸部、脊髄パッドです。
それが入っていないジャケットは着ていても自分を守ってくれる事はありません。
ジャケットの内側にプロテクターを入れる場所があるので、男性物の胸部プロテクターを女性物に換える事も出来ます。

オートバイ専用ジャケットの安心感

先ほど説明した四季に合わせたジャケットが存在すると言う話ですが、一番薄手で風を通して涼しさを考えたジャケットですらパッドが入っています。
涼しくても守る所は守る!と言う事ですね。

オートバイ専用ジャケットは通年長袖です

それは勿論転んだ時に擦り剥かない様にと言う意味もあります。
半袖半ズボンでバイクに乗って転けた日には露出した部分の皮膚がずる剥けの擦過傷になります。
それ以外に、オートバイに乗っていると風と紫外線を受けます。
実は風と紫外線は受け続けると疲労が蓄積していきます。
安全性だけではなく、乗り手の疲労まで考えてジャケットは作られています。

フルメッシュジャケット

夏用のオートバイ専用ジャケットです。
先述した通り、風を通して夏でも涼しくバイクに乗れます。

RR7659 ウォーターシールドクルージングチタンジャケット

冬用のオートバイ専用ジャケットです。
バイクは風を切って走る乗り物なので、想像以上に寒いです。
その為、どれだけ温かく出来るかが勝負になります。

HONDA バイクジャケット 春夏 秋冬 メンズ ライダースジャケット

春秋用のオートバイ専用ジャケットです。
上記の2つに比べると中間の厚さと言う事が分かると思います。

3つのジャケットの写真を見て気付いた事はありませんか?

オートバイ専用ジャケットは形が決まっています。
特に肩と肘が角張っているのが特徴です。
それはオートバイに乗っている時に運転しやすい形である事と、プロテクターが入っている関係でそう言う形になっています。

オートバイ専用ジャケットのまとめ

オートバイの危険性は分かって頂けた事と思います。
そしてその危険から自分を守るには、自分が気を付けるしかないのです。
その中でジャケットを選ぶと言う事はとても大切な事です。
ジャケット一つでしなくて良い怪我から身を守る事が出来ます。
最近は女性用のジャケットも増えてきて、男女問わず安全で格好良いデザインのジャケットが増えています。
皆さんもオートバイに乗る際は専用ジャケットをお忘れ無く!

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