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スーパーカブの走る仕組みや乗り方、豆知識をまとめました!

スーパーカブと言われてパッと思い浮かぶのは、郵便配達のバイクや新聞配達のバイクではないでしょうか。結構よく見かけますがスーパーカブの乗り方を知っていますか?今回はスーパーカブのエンジンのかけ方や乗り方などをまとめてご紹介します。

スーパーカブの乗り方:走る仕組みを知る!

今回はスーパーカブの乗り方に関する情報をまとめるのですが、まずはじめにスーパーカブの走る仕組みをご紹介します。
スーパーカブはマニュアルバイクであるためスーパーカブに乗るにはシフトを操作する必要があり、シフト操作をしなければならないという点がスクーターの乗り方との大きな違いです。
では、さっそくスーパーカブの乗り方や仕組みなどを見ていきましょう。

スーパーカブは「自動遠心クラッチ」で複雑なクラッチ操作を必要とせず、比較的簡単に運転出来ます。
チェンジペダルを踏むことによりクラッチが切れ、戻せば繋がる仕組みで、通常はクラッチ操作でするべき半クラッチをしなくても、チェンジペダルの上げ下げひとつで走り出すということです。
つまり乗り方としては非常にシンプルな操作で乗れるということです。

スーパーカブには3速のものと4速のものがあります。
チェンジペダルを踏んでいない、つまり走り出さない状態のことをN(ニュートラル)と言います。
底からN→1→2…と順にあげていくと徐々に速度がでます。

スーパーカブのチェンジペダルはシーソー式になっていて、前のペダルを踏むごとにN→1速→2速…とシフトアップし、後ろのペダルを踏むごとに3速→2速→1速→Nとシフトダウンします。
つま先でシフトアップ、かかとでシフトダウンが基本の乗り方と覚えておきましょう。

スーパーカブの乗り方:エンジンをかける!

スーパーカブが走る仕組みがわかったところで、さっそくスーパーカブの乗り方について具体的に紹介して行きます。
スーパーカブの乗り方で最初にご紹介するのはエンジンのかけ方です!

スーパーカブのエンジンをかけるときは安全のため、必ずNであることを確認しましょう。
スピードメーター部にランプで表示されますので確認しましょう。

折りたたまれたキックスターターペダルを出し、この真っ黒で細いペダルを踏み込んでエンジンをスタートさせます。

では、スーパーカブのエンジンのかけ方です。
キーを挿し込みメインスイッチをONにし、Nであることを確認し、右手でしっかりとブレーキをかけます。
この状態を保ったまま、キックスターターペダルを勢いよく踏み込むとトエンジンがかかります。

冬など寒くてエンジンが冷えている時は、チョークレバーを引きましょう。
チョークレバーはハンドル左、クラクションボタンの下にあります。
エンジンがかかったらチョークレバーを徐々に戻し、走り出す時には必ず完全に戻して下さい。

スーパーカブの乗り方:走ってみよう

エンジンのかけ方がわかったところで、次はスーパーカブの乗り方、走行編をご紹介します。
エンジンがかかったら、まずはどうすればいいのか、どのようにシフト操作すればいいのか、スーパーカブの乗り方をご紹介します。

エンジンをかけたら、周囲の安全確認をし、ギアを1速へ…つまり、つま先でペダルを1回踏みます。
そして少しずつスロットルを開けていくと、自然に前進します。
少し動いたら、もう一度つま先でペダルを踏みシフトアップします。
それを繰り返すと走ります。

ここで注意が必要なのですが、シフトチェンジする際はシフトアップだろうが、シフトダウンだろうが必ずスロットルを戻して行います。
停車の際は、右足と右手でブレーキをかけ、そのままのギアで停車し、停車してからNに戻しましょう。

ただし、止まりそうで止まりきらずに発進する場合は、必要に応じてシフトダウンしてから走り出します。
シフトダウンする際は十分に減速し、速度に応じたギアにしましょう。
高速走行から突然シフトダウンするとエンジンブレーキが効きすぎてガクンとなり、非常に危険です。

ただし、上り坂などでスピードを落とさぬためのシフトダウン、 減速させないためにシフトダウンをする場合は、後ろのペダルを踏んだ際にペダルを戻す前にスロットルを軽く回しエンジンをちょっとだけ空吹かしして、エンジンの回転を少し上げてからスロットルを戻し、瞬時にペダルを気持ちゆっくり戻します。
いわゆる半クラッチをチェンジペダルを使ってするとうことです。

乗り方にもいろいろあるので、慣れないうちはオーソドックスに止まってからシフトダウンするなど、基本的な乗り方を心がけてください。

スーパーカブの危険な乗り方

次はスーパーカブでヒヤッとする乗り方をご紹介します。
ヒヤッとする乗り方とは一体どんな乗り方なのでしょうか。

ヒヤッとする乗り方はいわゆる操作ミスです。
停車時にNにしていますが、信号が変わって1速に入れ忘れたままスロットルを開けてしまった場合、当然Nなのでスーパーカブは走り出しません。
後続車の存在などに焦ってしまったからと言って、慌てて1速を入れてはいけません。

エンジンの回転数が上がっている状態でギアを入れてしまうと、ウイリーしてしまったり、もしかするとバックドロップを決めるなんて事態にもつながりかねません。
後続車がいても焦らずにエンジンの回転数が下がるのを待ってから落ち着いて発進しましょう。

スーパーカブの乗り方の豆知識

最後はスーパーカブの乗り方の豆知識をご紹介します。
スーパーカブの乗り方はある程度わかりましたが、ブレーキのことなどまだ紹介していないものがありますね。
エンジンのかけ方や発進以外の乗り方をご紹介します。

スーパーカブに限りませんが、スクーター以外のバイクは、前輪ブレーキが右ハンドルのレバー、後輪ブレーキが右足のステップの前にあるレバーです。
慣れるまでは右足のブレーキを意識してかけるようにしましょう。
前輪ブレーキばかりかけていると非常に危険です。

曲がるときに必要な方向指示器スイッチはハンドルの右側にあります。
スライド式なので、曲がりたい方向のウインカーが出るようにスライドさせ、曲がった後の解除は手動で中央に戻します。

スーパーカブの乗り方のまとめ

いかがでしたか。

スーパーカブは燃費に優れ、耐久性も抜群にいいバイクであるため、営業巣車としてももちろん、一般のバイク乗りにも非常に人気があります。

ただし、スクーターとも中型や大型のバイクとも乗り方が異なるため、スーパーカブを乗るにはスーパーカブの乗り方を知っておく必要があります。
シフト操作などは結構特徴的なので、スムーズに乗る乗り方を調べてみるのも面白いかもしれませんね。

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