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ハーレーダビッドソンのフォルムを彷彿させるホンダ・スティード!

ホンダ・スティードは、初のアメリカンバイクとして開発され、ハーレーダビッドソンのフォルムをなぞらえ10年間で8万台の販売数のヒット作となっています。ホンダ・スティードは、高性能すぎるバイクのアンチテーゼとして爆発的なヒットを収めています。

ホンダ初の本格的アメリカンバイク ホンダ・スティード

1988年1月19日に、アメリカンスタイルのスポーツバイク特有の力強い鼓動感とゆったりと快適な乗り心地が楽しめる「ホンダ・スティード」2機種を発売しています。伝統的なアメリカンスタイルのスポーツバイク、狭角Vツインエンジン特有の力強い鼓動感溢れる走りとゆったりとした快適な乗り心地が楽しめる「ホンダ・スティード」2機種です。

ホンダ・スティード400・600の歴史

ホンダ・スティード600

アメリカンタイプのホンダ・スティード600

ホンダ・スティード400

ホンダ・スティード600と同様にアメリカンタイプ

1988年、スティード400および600の販売が開始される。400ccではティーラーバーハンドルの他にフラットバーハンドルも選択できた。
1990年、バックレストが標準装備となる。
1993年、燃料タンク容量が9Lから11Lへと増加される。
1995年
6月、装備を簡素化し価格を下げたVCLが追加。
12月、ギア比、マフラー構造、キャブレターセッティングの変更が行われ、400ccモデルの出力と燃費が向上される。バリエーションモデルとしてVSEが追加。
1998年、スプリンガーフロントフォークを装備したVLSを追加。同時にVSE、VCL、600ccモデルの製造が終了された。再度ギア比の変更が行われている。
2001年、VLSの製造が終了し一車種に統合され、サブネームは消滅する。排ガス規制対応が行われる。

出典:https://ja.wikipedia.org

ホンダ・スティード400・600の最終モデルは、同系列のシャドウモデルに吸収されてしまします。

アメリカンスタイルのスポーツバイク ホンダ・スティード

ホンダ・スティード400

ホンダ・スティード400ccモデルでは、NV400のものをベースとしブロスproduct2のために新開発されたNC25Eを採用しており、ミッションは5段です。キャブレター仕様のシャドウおよびVRXロードスターにおいて同じものが搭載されています。

ホンダ・スティード600

ホンダ・スティード600ccモデルではトランザルプ600Vに採用されるPD01Eを採用しています。ミッションはワイドレンジの4段です。。
ベースとなったモデルでは振動低減のために位相クランクが採用されたが、アメリカンでは振動も味付けの一つとなるため、スティードにおいては同軸クランクです。また、空冷エンジン風のフィンが装着しています。マフラーは右側2本出しの葉巻型タイプを標準装備し、カスタム然とした美しいフォルムが人気です。

ホンダ・スティード400・600のエンジン

ホンダ・スティード400のエンジン

ホンダ・ティードは、新設計の水冷・狭角(52度)Vツインエンジンを搭載し、特に低速・中速域での扱い易い出力特性にくわえ心地良いエンジン音が味わえるエンジンに仕上がっています。

ホンダ・スティード600のエンジン

ホンダ・スティードは、水冷・狭角Vツインエンジンを搭載し、特に低速・中回転域で力強い出力特 性を発揮させています。

ホンダ・スティード400・600の燃費

ホンダ・スティード400燃費

ホンダ・スティード400のエンジンの状態にもよりますが、概ね約19~25㎞くらいです。中古車なので購入の際には、燃費も確認して置きましょう。燃料タンクのデザイン・イメージはそのままに、大容量化従来9L→変更11Lにし、より長距離走行に適応したものとしています。

ホンダ・スティード600の燃費

ホンダ・スティード600の燃費は、約17~24㎞です。中古車ですのでどうしてもエンジンの状態で燃費の幅が出てしまいます。

ホンダ・スティード400・600 の燃料タンクを大容量化

燃料タンクを大容量化

ホンダ・スティード400・600の7タンクを従来9Lから11Lに変更し長距離にも適用したホンダ・スティードに仕上げたいます。

ホンダ・スティード400・600車体

ホンダ・スティード400

400ccモデルでは、NV400のものをベースとしブロスproduct2のために新開発されたNC25Eを採用しています。大径21インチのフロントタイヤに加え、スプリンガー・フロントフォークの採用や、タンク下端の継ぎめが目立たない艶やかな外観のフランジレス燃料タンクの採用などで、個性的なスタイリングを実現しています。

シートバック(背もたれ)を標準装備

1990年5月22日、ロング&ロー(ホイールベース 1,600mm/シート高680mm)の車体とあいまってゆったりと快適なクルージング走行が楽しめるスポーツバイクでハンドル形状は、手前に引きぎみのティラー・バー型を400/600に装備、また400には、フラット・バー型もタイプ設定しています。ティアドロップ型フューエルタンクや、スリムな右出しの二本マフラーに加え、デルタ・シェイプデザインを基調に、新たに二人乗り時や荷物の積載に便利なシートバックを後席に標準装備しています。

ホンダ・スティード400・600で、ホンダで初のアメリカンタイプ・バイクです。現在は、シャドウモデルに吸収されてしまっています。中古車での価格が約20万円から90万円と幅があります。中古車の宿命です。ご購入を検討している方のご参考にならば幸いです。

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